二人は並んでいた。
右にいるのは谷地仁花。自販機を前にして、とても難しい顔をしている。
左にいるのは月島蛍。同じく自販機を前にしているが、こちらは涼しい顔だ。諦めにも似ているか。
「どーするの? 買わないの?」
「か、かう……けど……」
仁花が悩むのは、何を買うかーーというより、どちらを買うか。何故か自販機はほぼ売り切れ状態で、残っているのは二品だけ。
ほんのりみかんの味の付いた水か。
ほんのりりんごの味の付いた水か。
「どっちにしよう……」
どちらも飲んだことがないからどちらも興味がある。
どちらが良いか。
どちらがより感動する味か。
すると徐に月島が動いた。彼はみかん味の水を買うと、そのままりんご味のも買った。
「どっち?」
「え?」
「いらないの?」
「……いる」
まさか月島がこんな行動を取るとは思わなくて、仁花は驚いた。
「……あり、がとう……」
「110円」
瞬間、仁花の手が止まった。受け取る直前、指がペットボトルに触れそうになったタイミングでの一言が……いや、お金は払うつもりだったけど、でも何だろう、このやるせない気持ちは。
「もしかして、奢ってもらえるとか」
「思ってませんっ!」
仁花は顔を真っ赤にしてペットボトルを奪い取った。
………………………………………………
とゆーよーな話が思い浮かんだので、エイプリルフール風に加工してペロッと載せようかなあとか思いながら、別にそのままでも良いかとか、やってたら長くなってまた載せ逃すなとか、そもそもキーボードで文字入力したいけど電池切れてて充電しないと使えないじゃん! って感じで今に至る梨稲さんです。
またも長いこと放置していた……
書きたい意思はあるのに、タップで文字入力が本当に面倒で……←これに尽きる。
ハイキュー二期が終わり(伊達工辺りからたまってるなあ)
グラブルも笑いが止まらないイベントが始まり(いやほんと面白いです彼ら)
1000万人キャンペーンでバハルシグランデ+アグニスこないかと淡い期待しているけど今のところ気配なく。
バハルシグランデなんて高望みは置いておこう。
来いアグニス‼
ほんとに……ほんとにきてくれよ、アグニス……頼むよぅ……(つД`)ノ
チャンスはあと……何日だろう……